給料やボーナスで探す時はデメリットなども考慮

どうせ働くなら稼ぎたい!給料・ボーナスで探す看護師求人特集

高給与やボーナスがしっかりしている看護師の仕事でお勧めなのが企業看護師や市立病院でのキャリア採用です。夜勤ありの常勤であれば難易度は低いですが、好条件の企業看護師などは難易度が高いです。

給料・ボーナスで探す

給与明細と電卓

看護師の仕事の魅力はたくさんありますが、そのうちの一つが普通のOLやサラリーマンに比べても給料が良い点です。

もちろん仕事のやりがいはそれだけではなく、人の命を救う手伝いをしたり支えになった感謝されたりする部分も非常に大きいです。
しかし同じ仕事をするなら「よりお給料が高いところ」で働きたいと考える方が多いことも事実です。

ここでは給料やボーナスにこだわりの条件をもって仕事を探す時のポイントを紹介していきたいと思います。

病院・働き方で選ぶ

看護師のお給料は病院の形態や働き方によって大きく上下します。
ここでは看護師の仕事の中でも給料が高い仕事を紹介します。

市立病院

病棟がある総合病院は大きく分けて、
大学病院県立病院(都立病院)市立病院(区立病院)個人病院の4種類があります。

その中でも給料が一番高いのが市立病院です。

他の総合病院よりも給料が高い理由は、母体となる市(区)の方が県よりもお金を持っているからです。
民間よりも運営母体側(市または区)が利益を気にしないので、その分をお給料として従業員に還元しています。

市立病院は総合病院の中では比較的人気が高く、逆に求人数は若干少なめの傾向があります。

中には個人病院から市立病院に転職したことで人間関係で悩むことがなくなり、お給料が以前よりも良くなったのに仕事量は少なくなったという嬉しいケースもあります。

夜勤ありの3交代

看護師が病棟勤務で高い給料をもらうには、夜勤に入る事が最も効率的です。

夜勤手当は病院によって待遇が違うので注意が必要ですが、2交代よりも3交代の方が月の夜勤手当が多い傾向があります。

高待遇の病院では、入社1年目から年収600万円を超えるところもあります。

管理職待遇で転職する

看護師の人手不足問題は現場で働いてくれる看護師スタッフが足りないだけではなく、管理職に適任な人材がいないことも大きな問題点となっています。

師長待遇のキャリア採用を獲得できれば高い給料をもらえます。
特に師長経験以上がある人であれば、前職よりも良い待遇を条件に採用してもらえる事があります。

日勤のみであれば病院以外がオススメ

夜勤ができない、もしくはやりたくないという人は日勤のみの仕事を探す必要があります。

日勤のみであれば病院の日勤常勤や非常勤で働くよりも、企業看護師製薬会社などの病院以外の仕事で探した方が高待遇を受けられる事が多いです。

転職の難易度

お給料が良い仕事は職場や業務内容によって面接の合格率が異なります。
人気の仕事で採用枠も少ない場合は、もちろんですが採用の難易度は劇的に高まります。

逆にお給料が良くても離職率が高い仕事は簡単に採用されます。
ここではお給料が高い主要な仕事に転職する際の採用難易度を職種別で見ていきたいと思います。

病棟勤務は転職難易度が低い

看護師の求人で一番多いのが総合病院の病棟勤務です。

夜勤に入れば手当も含めて高い給料をもらえる職場ですが、病棟勤務は看護師業界の中でも最も人手不足が深刻な現場です。

夜勤ありの常勤であれば転職の難易度は非常に低いです。
日勤常勤・嘱託・非常勤の場合はお給料は平均的ですが、大きい総合病院であれば常時募集を行っています。

POINT

夜勤がある勤務の中でも最も稼ぎやすい3交代ですが、病院が3交代で看護師のシフトを組むためには必然的に多くの人数を必要とします。
しかし3交代は変則的に出勤しなければならない場合もあるので体力的には非常にハードです。
このため離職率が多く常に求人をしている状態なので、転職先として採用試験を受ける際には難易度がとても低いと言えるでしょう。

企業看護師などのレアな職種は難易度が高い

企業看護師は仕事自体は楽ですが、大手企業であれば給料が良くボーナスも年間4ヶ月分以上しっかり出ます。

日勤のみの病棟勤務よりも高いお給料がもらえますし、土日祝日休みに加えて夏冬長期休暇もあり、基本的には残業もなしといった働きやすい環境です。
しかしこの高待遇故に非常に人気が高い仕事ですので採用の倍率はとても高くなっています。
そもそも企業看護師は採用枠自体が1名~数名と少ないので、転職の難易度としてはかなり高度です。

企業看護師の場合は働く上で難しい技術を必要としませんが、面接の時には大手総合病院勤務のキャリアがあると有利になります。
また中には技術やキャリアではなく人柄を重視して採用を決める企業もあるようです。

やっぱり大卒が有利?

企業によっては学歴を気にしない所と、大卒を優遇している所があります。

高給料の看護師のデメリット

看護師は高い給与待遇で求人をしていても、慢性的に人手不足に陥っている所が多いです。

その最大の理由は、給料が高い職場は仕事がハードだからです。

特に病棟勤務の場合は夜勤の回数が多かったり、サービス残業やサービス出勤が当たり前の職場もよくあります。
中には「転職して収入が2割以上増えたけど、仕事をしている時間が1.5倍くらいになった気がする」と不満を持っている人もいます。

お給料が高い職場に転職を考えているときは、事前に転職サイトの口コミや知人・友人からその職場の情報を収集して内情を調査するようにしましょう。

お給料が高い職場は”拘束時間が長い・人間関係が難しい・仕事がハード”など、隠れた問題を抱えていることもあります。
そのため離職率が高く、人員を確保するために高いお給料で求人をしているケースもあるのです。

特に人間関係の問題は著しく精神を疲労させます。
上層部の運営体制が安定していない、理不尽な言いがかりをつけられる、派閥争いが激しい、看護師同士のイジメが絶えない、などの問題はスタッフ人数の多い総合病院などではよく見られる光景です。

他にも「駅から遠くて通勤が不便」などの問題を抱えている場合がありますので、しっかりと事前調査をしておきましょう。

もちろん、数ある看護師の求人では企業看護師をはじめ、高待遇で働きやすい環境の仕事もたくさんあります。

しかし本当に環境が良い仕事は人が辞めないので、求人自体が少なく倍率も高くなっています。

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