夜勤専従であれば無理なく40万円以上稼げます!

派遣看護師の時給と待遇

看護師の派遣勤務の時給と給料の相場は実質常勤の看護師の単価と大きな変化はありません。常勤は昇給や退職金などのメリットがありますが、派遣はストレスが少なく、サービス残業なしで拘束時間が短い利点があります。

派遣の給料・時給相場

派遣看護師の給料イメージする領収書と電卓・現金

派遣型勤務をする時に一番気になるのは時給給料です。

「派遣は給料が良いって聞くけど、本当に稼げるの?」
「自分の働き方では実際にどのくらいの月収がもらえるの?」

と疑問を持っている方も多いと思います。

POINT

ここでは看護師派遣の時給と給料の相場について紹介します。

派遣の時給相場

看護師派遣の仕事の時給相場は、おおよそ日勤で1,500円~2,200円夜勤で2,000円~2,500円です。

日勤の平均時給は1,700円~1,800円が目安になるので、それ以下の場合は相場より安い可能性があります。
全体的に見ると都心部ほど時給が高くなっていて、地方に行くほど安くなる傾向があります。

夜勤については時給ではなく、日給換算にしている所が多いです。
2交代の夜勤であれば1回15時間~16時間の勤務で日給は3万円~3万5,000円が目安になります。

まずは実際に派遣型勤務をしている看護師がどのくらいの給料をもらっているのか実例を見てみましょう。

派遣看護師の給料事例

勤務時間 日給 勤務実例
【2交代夜勤専属】週3日勤務 17時~翌8時30分(15時間30分拘束) 3万5,000円(夜勤手当含む) 月12日勤務で月収42万円
【3交代深夜勤専属】週5日勤務 深夜0時30分~9時(8時間30分拘束) 2,500円
※休憩30分で実働8時間=日給2万円
月22日勤務で月収44万円
【日勤のみ】総合病院週4日勤務 8時30分~17時(8時間30分拘束) 1,800円
※休憩30分で実働8時間=日給14,400円
月18日勤務で月収約26万円
【日勤のみ】クリニック週3日勤務 9時~13時(4時間拘束) 1,600円
※実働4時間=日給6,400円
月13日勤務で月収約8万3,000円

これらはあくまでも一例ですが、夜勤専従のスタイルなら派遣でも月収40万円以上、年収500万円前後が可能です。

日勤のみの派遣なら勤務日数を調整することができますので、扶養に入っている主婦の場合でも年収103万円以下にコントロールしやすいです。
逆に週5日しっかりと働けば月収30万円以上は稼ぐことができます。

常勤よりも稼げるか?

常勤として働いていれば月収とは別に年2回のボーナスもありますし、長く勤務すれば退職金もあります。

年収を元に時給を計算してみると、平均1800~2300円程度になります。

時給で見れば派遣も常勤もそれほど変わりません。

ただ常勤として勤めていると昇給が期待できることもありますし、退職金をもらうこともできます。
将来のことを考えるのであれば常勤として働いていたほうが賢いでしょう。

しかし常勤であればサービス残業が必要になったり、病院内の各種委員会などに任命されるなど雑務が多くなってしまいます。

さらに常勤で働いていれば仕事の責任も大きくなり、人間関係も複雑になってきます。

派遣の優位性

派遣スタッフは時給で働いていますので、病院側は無駄な経費を抑えるためにも極力残業をさせません。
派遣のスタッフが慢性的に残業をしているような職場はほとんどなく、ほぼ毎日定時には終業することができます。

仕事で拘束される時間を考えれば、派遣の方が割が良くてストレスなく働けるという面ではメリットが大きくなります。

実際に総合病院の常勤から派遣に転職した人の体験では「常勤時代はストレスから浪費癖をどうしても治せなかったが、派遣になってからはストレスが減って貯金ができるようになった」という話もあります。

看護師の資格を持っているのであれば、必ずしも常勤の仕事にしがみつく必要はありません。
仕事が辛いと感じたりモチベーションを保てなくなってきたら、一度”派遣”という形の働き方に変えてみるといいかもしれません。

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