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常勤看護師と派遣看護師の仕事内容の違いとは?

正職員看護師と派遣看護師の違い|仕事内容や残業の有無

派遣看護師は常勤と同じ病棟勤務などで働く場合でも、残業や責任が発生しないような簡単な処置やフリーなどの仕事が中心で、面倒な勉強会や委員会への参加も不要です。

正職員との仕事内容の違い

派遣と正社員の違い

「代表的な派遣先」のページでも紹介している通り、派遣看護師の主な勤務先は総合病院の病棟勤務などです。

派遣先の職場では正職員の常勤看護師と派遣看護師が一緒に働く事になります。

こうした中で、正職員の常勤看護師と派遣看護師の仕事内容は何が違うの?と疑問を持たれると思います。
ここではそんな疑問にお答えするために、正職員の看護師との仕事の違いをご紹介していきたいと思います。

派遣は原則残業なし

派遣の仕事の魅力のひとつ原則残業がない事です。

派遣として働いている人はそもそも残業ができない環境の人が多いです。
また病院側としても人件費が高い派遣の看護師を残業させたくないと考えています。

ですので派遣看護師に対しては残業が必要ない仕事内容になるように配慮されている事が多いのです。

具体的には、日勤の場合であれば処置やフリーの仕事が中心になります。
患者1人の対応を全て1人でやっていると、状況に応じては残業をしなければいけない仕事も出てきます。

そういった事態にならないように点滴や食事補助などの短時間で終わる仕事や、その他の勤務時間範囲内で完遂できる業務を行うことになります。

派遣で働く場合の心得は、素直に仕事に取り組む姿勢を忘れないことです。

状況によっては年下で経験の浅い看護師の言いなりにならなくてはならない事もあります。
派遣の事をよく思わない先輩から嫌がらせを受けて、本来派遣には任されないような手間のかかる処置をやるように指示される場合もあります。

こうした状況になったとしても、すぐに口答えをしたり反発したりしないような「余裕のある大人の心」を持っていなければなりません。

一度でも正職員として常勤で働いた経験がある方なら理解できると思いますが、病棟勤務の常勤看護師は計り知れないほどの様々なストレスを抱えています。
日々の苛立ちが”外部者へのイジメ”という形になってしまう人も世の中にはいるのです。
八つ当たりには違いありませんが、そこは同情の気持ちを持って接してあげましょう。

自分の持っている力を無理に100%発揮しようとするのではなく、派遣勤務をするなら常勤のフォローをする立場という事を認識して、多少理不尽な事でも素直に仕事に取り組むようにしましょう。

委員会や勉強会がない

派遣看護師の大きなメリットは、常勤看護師であれば月に数回必ずある委員会やカンファレンス・勉強会へ一切参加しなくていいところです。

こうした会議等は日勤の仕事が終わった後の時間に行う事が多く、残業代ももらえない事が多いです。
派遣勤務であれば、こうした時間外の会議や行事には一切参加しなくても問題ないです。

正職員では出来ない働き方もある

これは例外的な話になりますが、派遣先の職場には正職員や常勤を募集していないような特殊な仕事も多数あります。

代表事例ではツアーナースイベントの医務室ナースです。

仕事で全国各地のツアー旅行に同行したり、大規模なコンサートなどの現場で生歌を聞きながら仕事をするなど、常勤ではできないような魅力溢れる仕事を選ぶ事ができるのも派遣の魅力です。

こうした職場では原則看護師1人~若干名なので、常勤看護師に気を使いながら仕事をする必要もありません。
気軽に自分のやりたいように仕事に取り組む事ができます。

せっかく派遣として働くのなら、たまにはこうした特殊な仕事も体験してみましょう。
経験したことがない環境に触れることで、看護師としても人間としても成長するきっかけになるかもしれません。

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